2005年 06月 21日
「毎日毎日この記者クラブに来て取材ができるのか」
石原知事定例記者会見録 平成17(2005)年6月3日(金) 15:00~15:38 <以下は抜粋>
【記者】昨日の都議会で、知事は週2~3回しか登庁しないという批判に対して、そのほかは庁外で仕事をしているとおっしゃられたんですが、とはいえ、まだ誤解は解けていないと思うんですが、もう少し詳しく言って下さい。
【知事】君らだって、毎日毎日この記者クラブに来て取材ができるのか。毎日毎日同じ机に座っているのが能じゃないだろう、やっぱり。都庁にいてできない仕事はたくさんあるよ。余り馬鹿なこと言わない方がいいよ、本当に。新入社員じゃあるまいし。
その後、記者からは切り返しの質問はなかったようです。「君らだって、毎日毎日この記者クラブに来て取材ができるのか。毎日毎日同じ机に座っているのが能じゃないだろう」という部分については、知事の完勝ですね(^^;
2005年 06月 12日
第2次記者クラブ訴訟 その後
寺澤氏によると、彼自身もこの6月8日の口頭弁論は意外だったらしい。詳細は省くが、どうやら、裁判所も記者クラブ制度のバカバカしさには、付き合っていられない、と感じているのではないか。いや、「感じているのではないか」ではなく、実際に感じているのだろうと思う。問題は、それを「判決」という形で言えるかどうか、にある。
私はこの訴訟で、寺澤氏を支援する(すなわち記者クラブの閉鎖性を真っ向から否定する内容)の陳述書を提出した。本当は、6月8日の弁論にも顔を出したかったのだが、どうしても時間のやりくりが付かず、返す返すも残念だった。
次回は7月20日である。新聞社・テレビ局・通信社が、ぼんやりと立ち尽くしているうちに、画期的な判決が出るかもしれない。
2005年 05月 16日
忘れたくないニュース
『フラッシュ』記者等、異常な72H留置+10日勾留延長決定 (「ストレイドッグ」から)
上記サイトには、フラッシュ事件関連のエントリが他にもあります。読んでみてください!というほかはありません。
【ズームアップ】安易な匿名発表拡大 報道機関、検証作業困難に 殺人でも実名「ノー」 記者クラブ、警察本部へ抗議のケースも (産経新聞 5月5日)
この産経の記事は、「全国の警察本部による事件や事故の匿名発表に絡み、平成15年4月以降、少なくとも14の警察本部に対し地元記者クラブが抗議や申し入れを行っていたことが、産経新聞社の調査で分かった。殺人事件で容疑者や被害者を匿名発表し抗議に至るケースもあった。個人情報保護法の施行にみられるようにプライバシーに関する意識が高まる一方で、安易な匿名発表の拡大が報道機関の検証作業を困難にする恐れも出ている」という内容です。
2005年 04月 03日
禁じ手
文春広告の一部を黒塗り=「広告審査基準に抵触」-朝日新聞
朝日新聞社が「週刊朝日」の連載記事に関し、消費者金融大手の武富士から5000万円の提供を受けた問題を報じた週刊文春の31日付同紙朝刊の広告の一部が、黒塗りされて掲載されていることが分かった。
朝日新聞社は「表現の一部に社をひぼう中傷する内容があり、社内の広告審査基準に抵触するため、広告代理店を通じて掲載できないとの考えを週刊文春に伝えた。朝日新聞社が検閲し、削除したわけではない」と説明している。
週刊文春は「広告費以外で資金提供を編集部が受けることは報道機関として許されない。朝日新聞社にはその自覚が皆無であり、ブラックジャーナリズムと言わざるを得ない。自社に都合の悪い事実の掲載を拒否する姿勢は言論の自由、表現の自由の封殺につながりかねない」とのコメントを出した。
(時事通信) - 3月31日13時1分更新

2005年 04月 03日
恐るべし、「共謀罪」
風が吹けば桶屋が儲かる共謀罪-Nシステムから
人権擁護法案のほかに、憲法改正に伴う国民投票法案、そして、この共謀罪はかなり、まずい、と思っていたところでした。事例の引き方は別にして、共謀罪の怖さは、「踊る」さんが書いてくれたことに尽きると思います。
私の理解を(漫画的に)言えば、、、
某月某日、深夜の居酒屋で最後の客となって。
「おい、あの上司、本当に気に食わないよな。ボコボコにするしかないぞ」「ほんとですね、先輩。やりましょうよ。やっちゃいましょうよ」「やるか、2人で?」「やりましょう。ぶん殴って怪我させて、見返してやりましょう」「そうだな、よし、やるぞ」「先輩、そうこなくちゃ」
これで、共謀罪の構成要件は満たしている(のではないか)。

2005年 04月 01日
仰天! ジヤイアンツの番長、センダイへ!
昼の民放のニュースでは流れたのでしょうか?(私は遅くまで眠っていたのでテレビを見ていませんでした)
私はもともとタイガースファンですから、よそ様のチームのことはどうでも良いのですが、今季の彼は調子も良さそうでしたし。やはり監督との確執で、どうにもならなかったらしいです。でもまあ、センダイのチームも早々に負けばかりが続いているし、その方が全体の発展のためには良いのかもしれません。
それとやはり、(本人はどうコメントしているのか分かりませんが)、やはりお金なのでしょうか。単純に言えば、ジヤイアンツよりも新チームのオーナーの方がお金持ち、ということなのでしょうね。。。。それにしても、彼、あんな赤っぽい色のユニホーム、似合うのかな。
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2005年 03月 28日
見張り番、閉鎖
プロローグでは「1990年1月、大阪市の公金乱脈事件をきっかけに、怒れる市民200人で結成した市民によるオンブズマン運動の草分け。専門家による市民オンブズマンは1980年に大阪で結成。行政の食糧費、交際費、旅費、手当の違法不当な支出を住民監査請求や住民訴訟で追及、市の損害を回復させてきた。 最近は、元府議や市議による公共工事入札の談合事件、破綻三セクを住民訴訟で追及中。」と掲げ、相当な書き込みもあったようですが。
主催者の「市民グループ 見張り番」は有名な存在ですし、何があったかなと。(私は実は、閉鎖されてからこのブログに気づきました。残念。。。どんな議論をしていたのかな)

2005年 03月 27日
毎日新聞 礒野記者のブログ
2005年 03月 13日
笑える「訂正」、募集(^^;
先日、友人たちと、「過去にどんなバカバカしい、笑える訂正に遭遇したか」という話になりました。自分の経験だけでなく、同僚や先輩後輩、他社も含めて、の話です。そんな話のいくつかをご紹介(^^;
(1)メキシコ料理店が新装開店した際、地方版のグルメコーナーで紹介した。メニューをいくつか記す際、「タコス」と書いたのに、年配デスクが「たこ酢」と直し、見出しにも「たこ酢が自慢 メキシコ料理の○○」と載ってしまった。
(2)10年くらい前の話。スポーツ面でバスケットの試合結果で、日本鋼管の「NKK」を、校閲のデスクが、「おい、間違ってるぞ」と締め切りぎりぎりに朱を入れ、「NHK」にしてしまった。試合結果を伝える短い記事の見出しは 「NHK 順当勝ち」。
(3)公団住宅の2号棟だか3号棟だか、そこに強盗が入った。強盗は1人。ところが、見出しは「3強盗」。強盗が3人?
で、ここからが本題なのですが、たぶん、全国の色々な新聞には、秀逸な、笑える訂正がたくさんあるのだろうし、埋もれさせておくのはもったいないのではないか、と。それらを集めて、みんなで批評しあったら、かなり面白いだろうなあということで意見が一致しました。それで、私が右代表としてブログ上で、「笑える訂正 募集」を呼びかけてみようと言うことになったのです。
他意はありません。「ちょっと笑いたい」というだけです(^^;
面白い話を知っていたら、ぜひ、教えてください。あ、そうそう、新聞の固有名詞はいりません。事実であれば、匿名で結構です。
<追記 3月13日21時30分>
踊る新聞屋-。さん、ありがとうございました。教えてもらったページを早速、巡回し、笑わせてもらいました。気に入ったのは、これです。
*新聞を生きた教材として利用するNIE(「新聞に教育を」の略)運動を進めている・・・
*純白の船体に青いストライプが鮮やかな優美な客船「ぱしふぃっくびいなす」(二六、〇〇〇トン)が九日、処女公開を前に横浜港大桟橋に接岸・・・
(訂正記事は、「処女公開」は「処女後悔」の誤りでした、と出た?)

2005年 02月 28日
「常識・非常識」
記者懇談会の手配をされていた筆者の方(会社の広報担当者の方のようです)が、案内を出したところ、新聞各社から返事が来ない、催促してやっと来たら、当日は多くの社(全国紙)から見事にドタキャンされた、それも連絡なしに、、、という話です。
この記事を読んで、全く胸の痛まない記者はおそらく皆無ではないでしょうか。一般企業にも同様の部分はあるかもしれませんが(私の短い一般企業勤務経験でも似たようなことはありました)。ただ、「常識・非常識」に寄せられたコメントは、笑えます(笑っちゃいけない?)
