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ニュースの現場で考えること

木をみて森もみる(21) 「あの日、父と小さな駅で」

ロンドン地下鉄の「惨状」には、いつの間にか、だいぶ慣れてきた。運休、遅れ、運行途中での突然の行き先変更、先頭車両の行き先表示と車両内部のそれの食い違い……。そんなことも、ごく当たり前の感覚になってきた。

それでも私の父がこの現状を知れば、仰天するのではないかと思う。文化の違いもあるから、日英のどちらが良い悪いではないが。

◆ ◆ ◆

私の父は国鉄マンだった。

最後の勤務は、高知県の吾桑(あそう)駅という小さな駅だった。今は無人駅に違いないが、父が退職した1970年代には、3人の駅員がいた。もっとも三交代だから、客から見れば駅員はいつも1人である。

父が退職する何年か前の、小学校の高学年の春休みか、夏休みだったように思う。

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by masayuki_100 | 2008-07-03 09:08 | 木をみて森もみる