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ニュースの現場で考えること

新展開!「現職」が「実名」で裏金関与を証言 愛媛県警

舞台は愛媛県警です。現職の巡査部長が記者会見し、裏金づくりが広範囲で行われていたこと等を明らかにしました。けさの地元紙・愛媛新聞1面にデカデカと出ている人物が、午後、松山市内で会見したようです。

少なくとも私の知る限り、現職の警察官が実名で登場し、裏金づくりの実態をさらけ出したのは、全国で初めての出来事です。北海道警では元釧路方面本部長だった原田宏二さんらが実名で出ていますが、いずれも退職後のこと。しかも、各警察は警察庁の指示のもとで、裏金問題は昨年中に決着させた(私の言葉でいえば「幕引きした」)わけですから、それだけに、表面上は平静に映ったとしても、警察庁にとっては、「現職」「実名」の衝撃度は相当なものでしょう。

警察の裏金は、警部補以下の警察官は主に書類偽造を行い、それによって捻出された裏金はもっぱら幹部が自在に使う、という図式です。しかも、高知、福岡、静岡、京都、群馬、長崎、熊本、東京(警視庁)などの各警察で同様のことが行われていた疑いが濃厚となっています。このうち、福岡、京都、静岡については、警察側がその後、種々の追及の前に裏金づくりを公式に認めるに至っています。

愛媛県警の裏金問題は、テレビ愛媛が先行し、その後、愛媛新聞が追いかける形になっていました。きょうの愛媛新聞のスクープも、おそらくは、そういう激しい取材競争の中で生まれたのでしょう。
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by masayuki_100 | 2005-01-20 18:10 | ■警察裏金問題全般