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ニュースの現場で考えること

「ブログ・ジャーナリズム~300万人のメディア」

宣伝です。時事通信社の湯川鶴章さん、元徳島新聞記者の藤代裕之君、それに私。この3人による対談を中心にした本が出版されます。「ブログ・ジャーナリズム~300万人のメディア」が、それ。今月中旬、15日ごろから入手できるようになるそうです。対談自体は今年6月初旬に行われ、その後、総選挙の動向なども踏まえて、加筆するなどの方法が採用されています。

「ブログ」と「ジャーナリズム」は、「情報伝達手段」と「報道内容」の話であり、ごっちゃに議論しているとワケが分からなくなる分野です。では、この本の中では?・・・少なくとも、それぞれの意見の違い、問題へのアプローチの仕方等々に違いがあることは読み取っていただけるのではないかと思います(もちろん、意見が同じなら、話はおもしろくないわけですが)。この対談の中で私はおおむね、「ブログはいろんな可能性を秘めているけれども、情報の伝達手段にすぎない。また日本での利用者はまだまだ少ないうえ、ブログやネットの世界は利用者が偏在しており、現実社会の社会構成に比例していない。そこをきちんと認識しないといけないし、ネット・ブログ=改革派といった単純なものではない」等々という立場から種々の意見を述べています。

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この書籍は、仙台市の出版社「野良舎」から出ます。問い合わせなどは、野良舎へ。同社のブログもあり、そこから注文できるようにもなっています。

誰もが情報発信 ブログが開く個人メディアの時代 「ブログと総選挙」を緊急収録

Web log(ウェブログ)。新しいスタイルのホームページ・ブログがブームになっています。2005年3月末の国内ブログ利用者数は延べ約335万人で、2007年には約800万人になると予測されています。ネットの新しいコミュニケーションツールというだけでなく、アメリカでブロガーが記者として認められるなど、ジャーナリズムを担う新しい媒体としても関心を集めています。本書は記者ブロガーが語り合った近未来のホットなメディア論です。「ブログと総選挙」を緊急収録しました。(野良舎のブログから)


本の第2部では、R30さんら著名なブログ主宰者による対談もあります。

野良舎を主宰されている中沢さんは、本当に良い方で・・・。朴訥とした感じで、決して口達者ではないけれど、その雰囲気に思わず、「お父さん!」と呼びたくなってしまいます(もちろん、そんなに年齢が離れているわけではありませんが)。そんな方に出会えただけも、良かったなあ。
by masayuki_100 | 2005-10-12 13:23 | ■ネット時代の報道