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ニュースの現場で考えること

総選挙とネットで「提案」

あちこちのブログで、「総選挙とネット」に関する話題が花盛りだ。ネットのヘビーユーザーも「数が多すぎて、もう追いきれない」が本音ではないか。

つい先日は、自民党が「メルマが・ブログ作成者との懇談会」まで開いた(報告はここが詳しい)。「単に自民党がブロガーたちを取り込もうとしただけではないか」「ブロガーもいい気分になったんだろうな」といった批判も既にたくさんネット上に溢れている。私もそうだよな、と思う一方、いずれにしても、技術革新に伴って、世の中はそういう方向に進んでいくわけだから、そろそろ「ネットジャーナリズム」の「第一次腕の見せ場」が近づいてきたと言える。

それはともかく、「ネットと総選挙」で私が言いたいことは、別のところにある。

過去のエントリでも書いたが、私自身の実感においても、あるいは種々の統計数値によっても、ブログの利用者はまだ日本の全人口の数パーセント程度しかない。ブログを頻繁に利用する人はそれはそれで良いのだろうけれど、世の中では、「ブログ」と聞いても「はぁ?」と思う人が圧倒的に多いのだ。しかも、ブログ利用者はおそらく、若年に偏在している。実際の世の中の社会構成、つまり、年齢構成や男女比、職業別・地域別といった社会の実相が、そのまま等しい割合でネット上に立ち現れているわけではない。

ネットが社会にどれだけ影響を与えるか、という命題を考える際、これは無視できない要素だと、私は日ごろから感じている。社会への影響度を現状に即して考えるにしても、将来見通しを語るにしても、参加者が少なかったり、偏在していたりといった実態がある限り、なかなか「影響度」の実態はつかみにくいのだ。

総選挙は、それを推し量るまたとない機会でもあると思う。投票前後には、マスメディアが高い費用を使って、大々的に世論調査を実施する。サンプル数も多いし、これは良い機会・・・と思うのは、私だけだろうか。世論調査の項目に、以下のような質問を入れてみると、現状での「ブログの力」がある程度分かると思うのだが。


<問い>
投票の際、あなたは主に何にを参考にしましたか(しますか)。

<答え(順不同に並べてみた)>
*テレビ *新聞 *街頭演説 *雑誌 *インターネット *選挙公報
*知人や肉親の薦め *その他


<問い>
上記でインターネットと答えた方にのみ、お尋ねします。インターネットの何を参考にしましたか。

*政党のホームページ *候補者のホームページ *報道機関のホームページ
*候補者とは関係ないホームページ(個人ブログを含む) *その他
by masayuki_100 | 2005-08-27 16:09 | ■2005 東京発■