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ニュースの現場で考えること

浜岡原発のこと

静岡県の浜岡原発が、想定される東海地震の震源上に位置している、というのは知られた話だ。しかし、何でもおうなのだが、「何となく知っている」「見出し的には知っている」みたいなケースと、「事の中身を理解している」ということは、それこそ雲泥の差である。

ストップ浜岡原発のHPを見ていると、これは相当に怖いことだと改めて感じる。そもそも、これは国レベルのリスクマネジメントの話でもある。原発推進か反対かの議論は脇に置いておいても、ほぼ間違いなく来るとされる東海地震を前にして、国や電力会社から「いやいや大丈夫ですよ」と言われても、安心・納得できるのだろうか。中央防災会議も、この地域は危ない、と言っている。そんな場所に、国のお墨付きを得て、原発を増設していく「政策」とは、いったい何なのだろうか。

「北朝鮮のテロに向け、原発の安全対策を」などと叫ぶ前に、こっちの問題をもっと真剣に考えて早急に対応しないといけないのではないか。浜岡と地震の問題を考えていると、「北朝鮮の原発テロ」など漫画である。

そう言えば、こんなニュースもあった。静岡新聞のこの記事(一部略)。
浜岡原発 「耐震上2号機もたず」 設計会議で担当者発言 当時の関係者が告白 04/16

日本の異様な「原発翼賛体制」は、たとえ止めようと思っても、なかなか止められないと思う。米国の軍産(学)複合体みたいなもので、それで食っている人が相当数に上り、社会の大きな構成要素となっているからだ。こうなると、物事は簡単に止まらないし、変わらない。。。それでも、原発は極めて「政策」なのだから、地震で想定される被害を勘案し、最終的には浜岡原発を国か国に準じる機関が買い上げ、廃炉にするしかないのだろう、と個人的には思う。
by masayuki_100 | 2005-06-13 12:45 | |--世の中全般