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ニュースの現場で考えること

化け物のヨダレと、ゆで蛙、茶色の朝

いつも訪問している今井亮一さんの「交通違反相談センター」。
その日記の5月22日に、こういう文章がありました(以下引用)

・・・19年前に私はこんなことを書いている。
<<ここでたとえ話。巨大なバケモノがキミを食いたがっているとする。バケモノがキミに向かって1歩踏み出せば、キミは「キャーッ」とか叫んで逃げてしまう。そこでずるいバケモノ、「あっ、そこにサソリがいます。危ない」と言ってサソリを踏みつぶし、結果として1歩前へ出る。今度は「毒ヘビがいます」と言って次の1歩を踏み出す。 この“1歩”がいくつも重なり、気がついたときキミは、自分の頭が化け物の口に入っているのを知るのだ。 「暴走族がいる」「交通事故が増えている」と言っては次々と新しい“禁止”をつくり、警察は“1歩”ずつ、しかし確実にボクたちをがんじがらめにしている。そのうち、「おや、雨かな」と思って見上げると、巨大な化け物のヨダレがふりそそいでいるのに気づくことになるのだ>>と。・・・・

(引用終わり)

この種の話をする場合には、よく、「ゆで蛙」のたとえ話が使われます。また、「茶色の朝」も有名です。。。しかし、今井さんのたとえ話も出色! 自分の頭に巨大な化け物のヨダレが垂れてくるのを、思わず想像してしまいそうだぁ。。。
by masayuki_100 | 2005-05-24 03:20 | |--世の中全般