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ニュースの現場で考えること

「日本の現場 地方紙で読む」が出ました(1) 地方紙の底力

「日本の現場 地方紙で読む」(旬報社)が出来上がった。そろそろ書店に並び始めるころである。かなり分厚い。自分でかかわった一冊だから、自分で言うのもおかしなことかもしれないが、読み応え十分だと思う。

この本は、日本の地方紙の秀逸な連載記事を集めたものだ。編者は私と立教大学教員の清水真氏(現昭和女子大教員)。対象は、2008年から2009年にかけての連載(一部単発記事)。地方に根を張った、地方紙の記者が丹念に地域を歩いて記した「日本のいま」の記録である。本の帯には、こうある。「地域崩壊、高齢化社会、医療問題、農業の先行き、成り立たない林業、貧困と格差、戦争と平和の問題、自治体合併の光と影・・・」「地域にはこれだけの問題と、これだけの取材テーマがある。各地域に固有の問題が、実は日本のあちことで起きていることがわかる。地域固有の出来事と思われがちな問題が実は日本社会全体に問題の根を広げていることもわかる」

収容された各連載のおもなタイトルは、下記の通り。なお、長期連載の場合はその全てが収容されているわけではない。またこのほかに、単発記事も数多く収容されている。
(この本を出版することになった経緯等については、別のエントリで説明しておきたい)


北海道新聞 「議員の仕事」
デーリー東北 「翔けブレイズ アジアリーグ挑戦」
デーリー東北 「江古田の郷 八戸市学生寮の軌跡」
岩手日日新聞 「平泉の文化遺産 世界登録へ再挑戦」
河北新報「保育の深層」
福島民報「ものづくり脈々 逆風に挑む福島の技」
茨城新聞「あすへの教訓・臨界事故10年」
茨城新聞「介護力・現場はいま」
下野新聞「明日どこへ ルポ陸自宇都宮駐屯地」
東京新聞「公共事業を問う」翻弄される人びと
東京新聞「突風 彩の国の選択」
千葉日報「ナリタ30年 地域と空港 新たな関係へ」
神奈川新聞「長寿都市」第1部
山梨日日新聞 「あの日の記憶 昭和34年災から50年」
北日本新聞 「地域再び」
北日本新聞 「夕陽を織る」
北國新聞「漆はジャパンである」
岐阜新聞「命をつなぐ 岐阜の医療現場から」
静岡新聞「浜岡原発の選択」
静岡新聞「渡海の旅路」
中日新聞「結いの心」 眠らぬ街+読者からの反響
中日新聞「農は国の本なり」
中日新聞「イラクと北朝鮮 07参院選 安保の現場」
山陽新聞「あすへの約束 超高齢化社会のケア」
中国新聞「ブラジル移民100年」
中国新聞「岩国基地問題 自治の役割」
徳島新聞「もんてこい」
愛媛新聞「次世代に架ける橋 しまなみ開通10年」
高知新聞「500人の村がゆく」
高知新聞「空の間隙 ボンバル機事故からの探求」
西日本新聞「わたしたちの九州」
西日本新聞「裁きのあと 刑罰を考える」
佐賀新聞「MOX玄海へ 迫るプルサーマル」
熊本日日新聞 「終の棲家」の行方
熊本日日新聞 「分社化の思惑・チッソ 責任の行方は」
熊本日日新聞 「水俣病特措法の問題点 取り組むべきは根本解決」
熊本日日新聞 「川辺川ダムは問う」第1部
宮崎日日新聞 「記憶の灯火絶やさず 63回目の終戦記念日」
南日本新聞 「トカラ皆既日食 挑む・海の集落」
南日本新聞「故郷かごしま地域再生」第5部
沖縄タイムス 「沖縄が揺れた日・普天間移転をめぐる14年」
沖縄タイムス 「もう一つの学校」
琉球新報「県内移転反対県民大会」「社説 沖縄のうねり」、「透視鏡 県内移設反対県民大会」「金口木舌」
by masayuki_100 | 2010-08-26 11:17