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ニュースの現場で考えること

やはり写真は力がある

やはり、写真は力があります。

写真自体が技術的に改竄されたり、全く違うキャプションが付されたり、そんなことで写真が統治や戦争の正当性などに利用される例が、過去には幾度となくなりました。新藤健一さんの著作などは、そのあたりを分かりやすく、面白く解説してくれています。

しかし、そんなレベルではなく、写真には力がある、と思うことが度々です。例えば、以下のような写真。

DAYS JAPAN 国際フォトジャーナリズム大賞 
カールフェットのノート その1 その2

技術もそうなのでしょうが、こうした写真の数々を見ていると、文字であれ、映像であれ、問われているのは、表現者自身の立場、考え方、物事の捉え方、そういったものだということが、ひしひしと伝わってきます。自身の立場を透明化させるような位置に身を置き(もちろん、それは幻想です)、第三者的な報道・表現のみを繰り返し、極力万人受けするような「客観」の衣をまとって自らの言説の責任を回避し、、、そんな空疎なものがあふれすぎているように思います。

事実を歪めてはいけない。しかし、それを切り取る眼は、もっともっと鍛えないといけない。それを痛感しています。
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by masayuki_100 | 2005-04-09 19:03 | ■ジャーナリズム一般