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ニュースの現場で考えること

c0010784_15491212.jpg9月初旬に店頭に並んだ「日本の現場 地方紙で読む」(旬報社)。ありがたいことに、いろんな方々に読まれ、好評をいただいているようだ。もちろん、私と大学教員の清水真さんは編者の1人に過ぎず、内容の深さは各地方紙の力によるものだ。書評のいくつかは、発行元の旬報社のHPで紹介されているが、このブログでも少し抜粋しておきたい。

「地方から現実が見える」(週刊朝日)

「切り捨てられつつある地方で人々がどのように生きているか、を報告する記事。もっと読まれてもいい」(週刊エコノミスト)

「地方発の記事群が日本の現実を浮かび上がらせる」(日刊ゲンダイ)

「高みから見下ろすような東京の目線ではなく、地域に根を張り、逃げ隠れできない場所で地域と向き合っている地方紙の渾身のルポ・・・こうした地方紙発の優れた記事を通じ、地方の問題を全国の問題として考えたい。地方紙の新たなネットワークを組むことができれば、今までにない『日本の現場』の情報を発信できるのではないか」(高知新聞)

「地域に根差し、『逃げ隠れできない』地方紙ならではの目線で現場の実情をあぶりだす」(南日本新聞)
「この国が何を優先し何を切り捨ててきたのか。それを考えるには格好の1冊。続編も待たれる」(熊本日日新聞)

「東京中心の報道では忘れがちな日常の出来事からも、時代の波は伝わってくる」(サンデー毎日)

「地方紙の扱う取材テーマが必ずしも小さなものではないことが伝わってくる」(北海道新聞)

「600頁を超える大部だが、関心あるテーマから読み進めるうち、だんだん引き込まれていった・・・興味の尽きない1冊だ」(週刊現代)

「記者クラブや政治家の私邸よりも、むしろその外側の海にこそ、伝えなければならないテーマは眠っている」(ジャーナリスト黒藪哲也氏の書評、しんぶん赤旗)

このほか、ネット上でもツイッター上でも、「徳島新聞の連載に涙した」「類書のない価値ある本」などといった種々の読後感が記されている。実際、この本に収録された地方紙の連載記事等(全部で30紙、計45編)は、それだけで1冊の書物になっても不思議ではない力作も数多い。寄せられた反応を見ていると、地に足のついた報道は今も多くの読者に受け入れられているのだと思う。そして今後も、もっともっとそうした報道を積み重ねることが必要だし、それを強化していくことが、メディアの凋落を食い止める大きな柱なのだと感じる。

※旬報社のページ → ここ
※アマゾンのページ → ここ
by masayuki_100 | 2010-10-22 15:46 | Comments(0)

適切な、いい名称を思いつかないので、「道警裏金本訴訟」と呼んでいるが、北海道新聞の道警裏金報道に端を発したその裁判の控訴審判決が、来週26日にある。札幌高裁で午後1時10分からだ。被告の1人である私も記者会見を行う。

会見は午後3時半から、札幌弁護士会館5階の会議室にて行う予定。もちろん、札幌司法記者クラブ加盟者以外も歓迎である。ただし、会場はそう広くないので、ご容赦を。

この裁判の一審原告は、北海道警察の元総務部長・佐々木友善氏。

被告は北海道新聞社、講談社、旬報社、裏金問題取材時の道警担当キャップ佐藤一記者(現・編集局編集本部、ちなみに彼の名前は、ハシメと読みます。シは濁りません)、それに私・高田。また、ジャーナリストの大谷昭宏氏、作家の宮崎学氏が補助参加人として、裁判に加わっている。また、高田、佐藤は個人で、清水勉、安田義弘、喜田村洋一の3弁護士(以上東京)、および市川守弘弁護士(札幌)の4人の弁護士と代理人契約を結んでいる。

裁判の経過は、ここを見ていただければ(長いけれども)分かると思う。 → 「市民の目フォーラム 北海道」の特設ページ 北海道警察VS北海道新聞

訴訟の本筋とは多少ずれるが、この裁判に関し当事者として特質したいことを何点か書いておきたい。

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by masayuki_100 | 2010-10-22 13:19 | Comments(1)