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ニュースの現場で考えること

引き続き、「日本の現場 地方紙で読む」の紹介を。

表紙のイメージ写真がまだ掲載されていない(8月26日午前11時現在)ので、なんかヘンな感じだが、アマゾンで予約注文しました、という声も届いた。この本では、渡し同じ編者の大学教員・清水真氏が「地方紙の存在証明」について小論を書いている。また、「ヤフー!ニュース」のトピックスの編集長、奥村倫弘氏(ヤフージャパン・メディア編集部長)が「ネット時代の地方紙」、朝日新聞東京本社特別報道センターの梶山天氏(元朝日新聞鹿児島総局長)が「真価を問われる地方紙の存在」を、それぞれ寄稿してくれている。

「日本の現場 地方紙で読む」を送り出すことになった経緯については、私の「まえがき」をここに再録することで説明しておきたい。「まえがき」といっても、私の個人的な体験をあれこれ綴ったに過ぎないが。読んでいる途中で、「あいつ、またおんなじこと書いてるな、言ってるな」と思った方は、読み飛ばしを。この「まえがき」も少々長目である。

「まえがき」を読んでみる
by masayuki_100 | 2010-08-26 11:33 | Comments(0)

「日本の現場 地方紙で読む」(旬報社)が出来上がった。そろそろ書店に並び始めるころである。かなり分厚い。自分でかかわった一冊だから、自分で言うのもおかしなことかもしれないが、読み応え十分だと思う。

この本は、日本の地方紙の秀逸な連載記事を集めたものだ。編者は私と立教大学教員の清水真氏(現昭和女子大教員)。対象は、2008年から2009年にかけての連載(一部単発記事)。地方に根を張った、地方紙の記者が丹念に地域を歩いて記した「日本のいま」の記録である。本の帯には、こうある。「地域崩壊、高齢化社会、医療問題、農業の先行き、成り立たない林業、貧困と格差、戦争と平和の問題、自治体合併の光と影・・・」「地域にはこれだけの問題と、これだけの取材テーマがある。各地域に固有の問題が、実は日本のあちことで起きていることがわかる。地域固有の出来事と思われがちな問題が実は日本社会全体に問題の根を広げていることもわかる」

収容された各連載のおもなタイトルは、下記の通り。なお、長期連載の場合はその全てが収容されているわけではない。またこのほかに、単発記事も数多く収容されている。
(この本を出版することになった経緯等については、別のエントリで説明しておきたい)


北海道新聞 「議員の仕事」
デーリー東北 「翔けブレイズ アジアリーグ挑戦」
デーリー東北 「江古田の郷 八戸市学生寮の軌跡」
岩手日日新聞 「平泉の文化遺産 世界登録へ再挑戦」
河北新報「保育の深層」
福島民報「ものづくり脈々 逆風に挑む福島の技」
茨城新聞「あすへの教訓・臨界事故10年」
茨城新聞「介護力・現場はいま」
下野新聞「明日どこへ ルポ陸自宇都宮駐屯地」
東京新聞「公共事業を問う」翻弄される人びと
東京新聞「突風 彩の国の選択」
千葉日報「ナリタ30年 地域と空港 新たな関係へ」
神奈川新聞「長寿都市」第1部
山梨日日新聞 「あの日の記憶 昭和34年災から50年」
北日本新聞 「地域再び」
北日本新聞 「夕陽を織る」
北國新聞「漆はジャパンである」
岐阜新聞「命をつなぐ 岐阜の医療現場から」
静岡新聞「浜岡原発の選択」
静岡新聞「渡海の旅路」
中日新聞「結いの心」 眠らぬ街+読者からの反響
中日新聞「農は国の本なり」
中日新聞「イラクと北朝鮮 07参院選 安保の現場」
山陽新聞「あすへの約束 超高齢化社会のケア」
中国新聞「ブラジル移民100年」
中国新聞「岩国基地問題 自治の役割」
徳島新聞「もんてこい」
愛媛新聞「次世代に架ける橋 しまなみ開通10年」
高知新聞「500人の村がゆく」
高知新聞「空の間隙 ボンバル機事故からの探求」
西日本新聞「わたしたちの九州」
西日本新聞「裁きのあと 刑罰を考える」
佐賀新聞「MOX玄海へ 迫るプルサーマル」
熊本日日新聞 「終の棲家」の行方
熊本日日新聞 「分社化の思惑・チッソ 責任の行方は」
熊本日日新聞 「水俣病特措法の問題点 取り組むべきは根本解決」
熊本日日新聞 「川辺川ダムは問う」第1部
宮崎日日新聞 「記憶の灯火絶やさず 63回目の終戦記念日」
南日本新聞 「トカラ皆既日食 挑む・海の集落」
南日本新聞「故郷かごしま地域再生」第5部
沖縄タイムス 「沖縄が揺れた日・普天間移転をめぐる14年」
沖縄タイムス 「もう一つの学校」
琉球新報「県内移転反対県民大会」「社説 沖縄のうねり」、「透視鏡 県内移設反対県民大会」「金口木舌」
by masayuki_100 | 2010-08-26 11:17 | Comments(0)

やはりこれも札幌のことだが、過日、自由学校・遊の主催で「報道で権力と闘うということ」と題する講演会があり、札幌市民ホールに大勢の市民の方に集まっていただいた。本当にありがたいことである。この講演会も先のJCJの催しと同様、青木記者(9月から朝日新聞記者)と一緒に話した。講演の模様は当日、スタッフの方がustreamで中継して下さった。また、その録画は、こちらに保存されている

講演では、私が個人で被告となっている「道警裏金本訴訟」の経緯等についても話した。とくに「甲84号証」と呼ばれる、証拠の意味について、である。「甲84号」が示すものは、報道機関と権力の癒着、ゆがみの象徴であると、私は考えている。その大まかな意味合いについては、月刊マスコミ市民4月号において、元NHKの川崎泰資氏のインタビューに答えた内容がネット上にアップされているので、そちらをご覧いただきたい。マスコミ市民でのインタビューは3分割され、アップされている。

(1) (2) (3)

裁判自体は控訴審での審理が終了し、判決を待つばかりとなっている。判決は、札幌高裁で10月26日だ。それまでの間には、また違った形で、さらに詳しく、この裁判とそれを巡る種々の出来事について、みなさんに広くお伝えしようと考えている。
by masayuki_100 | 2010-08-26 10:50 | Comments(0)

私も会員になっている日本ジャーナリスト会議の勉強会が過日、札幌で開かれ、少し、しゃべってきました。タイトルは「調査報道とは何か」。なかなか本格的です(笑)。講演の概要は、以下のテキストの通りです。講演のyoutube録画はこちら。北海道警察の裏金問題を一緒に取材したメンバーの1人、青木美希さんが先に話し、その後に私が話しています。青木さんは北海道新聞を退社し、この9月から朝日新聞記者として東京で再スタートを切ることになりました。

以下が高田分のテキストです。ダイジェスト版で短くなってはいますが、それでもかなりの長文です。ご注意を。

長文を承知で読んでみる・・・
by masayuki_100 | 2010-08-26 10:32 | Comments(1)

少し前、といっても1カ月以上も前だが、名古屋大学大学院主催で「日本のジャーナリズムはネットで育つか」というシンポジウムがあった。パネリストはビデオジャーナリストの神保哲生さん、元鎌倉市長でJANJANの竹内謙さん、それに私。司会進行は名大教授で元共同通信の春名幹夫さんである。

「日本のジャーナリズムがネットで育つか」どうか。ここ数年、ずっと課題になってきた問題である。私個人の結論は「育つ」「やれる」である。ただし、重要なのは「紙かネットか」ではなく、「どんなニュースをどう報じるか」である。つまらないもの、内容のないものは、紙であれネットであれ、見向きもされなくなることは必定である。

では、その「育つ」「やれる」条件とは何だろうか。幾ばくかの、ぼんやりした道筋は見えるが、それはまた、いずれ。

ustream録画 パネルディスカッション「日本のジャーナリズムはネットで育つか」

上記に関する「つぶやき」をまとめたtogetterは こちら。
by masayuki_100 | 2010-08-26 09:41 | Comments(0)

少し前、フリージャーナリストの岩上安身さんと対談した。ustreamで中継されたし、その録画ファイルはネット上でも保存されているから、見てくれた方もいると思う。

映像の中継は取り消し・取り返しが効かないので、私はどちらかというと、遠慮がちに、おっかなびっくりで話していた。ふだんの私をよく知る人は「なんだ、あいつ、あんなに奥歯に物の挟まったような言い方して」とかなんとか、そんな風に思ったことだろう。それでも「おもしろかった」と言ってくれる人も少なくなかったから、やれやれ、である。岩上さんのスタジオは思いのほか質素だった、、、とか、いろいろ書きたいこともあるが、まあ、そんな「岩上周辺」の印象記は、また別の機会に。

ところで、私と岩上さんのビデオを文字に起こしてくれた方がいる。「世界の真上で」というブログを運営されているsekainomaudeさんだ。自分自身でビデオを再視聴することはないが(というより自分の映像って見たくないもんです)、文字だと、じっくり読める。本当にありがたい。「世界の真上で」さん、ありがとうございました。

文字起こしの記録は、以下にあります。
 http://sekainomaue.blogspot.com/2010/07/ust.html
全部で8分割されていますが、残りは「世界の真上で」さんのページ内でたどってください。

ビデオ自体は、以下で保存されています。
http://www.youtube.com/view_play_list?p=B4E65910F5979EC8
by masayuki_100 | 2010-08-08 14:20 | Comments(0)

ツイッター、始めてみました。ちょろちょろ試運転、といったところです。
どうぞよろしく、です。

@masayukitakada
by masayuki_100 | 2010-08-08 14:05 | Comments(0)