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ニュースの現場で考えること

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藤田嗣治の生涯

またもやブログをほったらかしにしていたら、この間、日本では参院選で民主党が圧勝し、安倍晋三氏が首相を辞め、今度はつい先日、民主党の小沢代表が辞意を表明した。バタバタしなくても良いものを、自分で勝手に混乱している感じである。

過日、秋深いフランスへ出張に出た。

エコール・ド・パリの藤田正嗣が80年ほど前に描いた絵が、修復されたという話を取材しに行ったのだ。絵画の世界は門外漢だが、しかし、藤田嗣治の人生には心を動かされた。相当に面白い。とくに、講談社文庫から出ている『藤田嗣治「異邦人」の生涯』は出色のノンフィクションだと思う。ロンドンからパリへ向かうユーロスターで一気に読み、帰りの列車でも再び通読した。久々に時間を忘れて、本にのめりこんでしまった。その内容をここで繰り返しても陳腐になるだけなので、「ぜひ読んでみてください」という他はない。

藤田のアトリエは、パリ郊外のエソンヌ県にある。
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当の本人がいままでそこにいたかのような、そんな雰囲気で絵の具や小物、家具等々が残されていた。このアトリエのほかは、小さなレストランと教会と、それくらいしかない本当に小さな村だった。
by masayuki_100 | 2007-11-05 09:16 | ★ ロンドンから ★ | Comments(1)