「真実 新聞が警察に跪いた日」を柏書房から出版しました。北海道警察の裏金問題をめぐる報道、その顛末を「私」の目線で切り取った1冊。一連の問題の総括です。
by masayuki_100
ようこそ高田昌幸のブログへ
「@Fukushima 私たちの望むものは」も発売中です。原発事故以来、福島にとどまる人、去った人、福島や原発に関係を持つ人、そういった人たちは何を思い、何を考え、どんな望みをいだいてきたのか。大メディアでは伝えきれない、切々とした思い。そんな生の声にじっくりと耳を傾けてきました。クリックして、ぜひご覧ください
「@Fukushima 私たちの望むものは」の前作とも言える「希望」はこちらです。ふつうの人々の声に耳を傾け、聞き取ることの大切さ、すばらしさをお分かりいただけると思います。クリックすると、「まえがき」を読むことが出来ます。
「権力vs調査報道」は権力監視型の調査報道に関する(おそらく)これまで日本になかった書物です。「リクルート報道」「大阪地検特捜部検事による証拠改竄」など調査報道に携わった記者たちに取材手法などをインタビューしました。
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< 2005年 03月 >
- サッカーW杯、ピョンヤンで観客騒ぐ[ 2005-03-31 19:58 ]
- 「イラクで働ける作業員募集」[ 2005-03-31 03:15 ]
- 広がる警察の匿名発表[ 2005-03-30 16:56 ]
- 再び、「きょう逮捕へ」について[ 2005-03-30 03:36 ]
- (少し古い話ですが)岡部騎手引退[ 2005-03-29 21:59 ]
- 見張り番、閉鎖[ 2005-03-28 11:07 ]
- 毎日新聞 礒野記者のブログ[ 2005-03-27 15:22 ]
- ネット(ブログ)は新聞を殺すのか[ 2005-03-26 20:32 ]
- 「日本警察と裏金 底なしの腐敗」 宣伝です(^^;[ 2005-03-26 18:31 ]
- 「マスコミを勧めない理由」に対して[ 2005-03-23 11:50 ]
サッカーW杯、ピョンヤンで観客騒ぐ
先日のサッカーW杯最終予選・北朝鮮-イラン戦の試合中、および試合後、ピョンヤンのスタジアムで、観客による騒ぎがあったと報道されています。観客の騒ぎ方が、サッカーでは良くある水準なのか、まだまだかわいい騒ぎ方だったのか、そのあたりは良く分かりませんが、私は「北朝鮮の人々が騒いだ」という事実だけで、おおおお、と思ってしまいました。
今から5年前の4月にピョンヤンに行ったことがあります。日中国交正常化交渉が久々に開かれるとあって、日本側の政府代表団にくっついて行っただけの話ですが(北朝鮮が拉致を公式に認める前です)、そのときに感じた異様な「秩序」の感覚からすれば、「騒ぐ」こと事態に、何か決定的な差を感じます。当然のことながら、ピョンヤンの街を自由に歩くことが出来たわけではありません。どこに行くにも「案内人」が付いてきましたし、国民との会話も自由にはできませんでした。日朝双方の代表団が河原で焼肉パーティー(肉はアヒルでした)を開いた際、近くには「国民」が居ましたが、それとて、当然に演出でした。
もっと読む・・・
今から5年前の4月にピョンヤンに行ったことがあります。日中国交正常化交渉が久々に開かれるとあって、日本側の政府代表団にくっついて行っただけの話ですが(北朝鮮が拉致を公式に認める前です)、そのときに感じた異様な「秩序」の感覚からすれば、「騒ぐ」こと事態に、何か決定的な差を感じます。当然のことながら、ピョンヤンの街を自由に歩くことが出来たわけではありません。どこに行くにも「案内人」が付いてきましたし、国民との会話も自由にはできませんでした。日朝双方の代表団が河原で焼肉パーティー(肉はアヒルでした)を開いた際、近くには「国民」が居ましたが、それとて、当然に演出でした。
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「イラクで働ける作業員募集」
シバレイさんのブログで、この仰天ニュースを知りました。長崎のハローワークで「イラクで働く作業員」を募集していた、という。
シバレイさんのブログから。
イラクで働きたければハローワークに行け???
このニュースは、「5号館のつぶやき」さんも「大手マスコミ:なんでこんな重大な情報を報道しないのか」で取り上げています。
元ネタは共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(3月28日)です。当該記事は「職業安定所に求人票 働く場所は戦地イラク 月50万円以上 元請けは隠す」。
「・・・二月二十三日、ハローワーク長崎が『就業場所』を『イラク』とする求人票を公開しました。長崎市内の会社からの求人でした」「それによると、仕事内容は『土木工事の手元作業(水道工事、学校建設工事等)』。 ・・・・・・・・・・・・ 賃金は月に『五十万円~六十万円』。イラクまでの旅費、宿泊費は会社が負担し、保険については『元請け会社が民間保険へ加入する』としています」
このニュースをどう読んだかは、明日以降に。
(追記)
この関連で、ネットにおいて一番詳しいのは赤旗の記事です。その記事に掲載された外務省のコメントは「イラクについては危険であり、退避勧告を出しているが、法的拘束力を持つものではない」というもの。それはそうでしょう。ですが、「行くな」が事実上の国是であるかのように機能している今、この外務省の姿勢は???です。これで実際に誰かが行き、そこで戦闘等に巻き込まれるなどした場合、(1年前の今ごろの記者会見で竹内行夫事務次官が言ったように)、やはりそれは、「自己責任」というのでしょうね?
シバレイさんのブログから。
イラクで働きたければハローワークに行け???
このニュースは、「5号館のつぶやき」さんも「大手マスコミ:なんでこんな重大な情報を報道しないのか」で取り上げています。
元ネタは共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(3月28日)です。当該記事は「職業安定所に求人票 働く場所は戦地イラク 月50万円以上 元請けは隠す」。
「・・・二月二十三日、ハローワーク長崎が『就業場所』を『イラク』とする求人票を公開しました。長崎市内の会社からの求人でした」「それによると、仕事内容は『土木工事の手元作業(水道工事、学校建設工事等)』。 ・・・・・・・・・・・・ 賃金は月に『五十万円~六十万円』。イラクまでの旅費、宿泊費は会社が負担し、保険については『元請け会社が民間保険へ加入する』としています」
このニュースをどう読んだかは、明日以降に。
(追記)
この関連で、ネットにおいて一番詳しいのは赤旗の記事です。その記事に掲載された外務省のコメントは「イラクについては危険であり、退避勧告を出しているが、法的拘束力を持つものではない」というもの。それはそうでしょう。ですが、「行くな」が事実上の国是であるかのように機能している今、この外務省の姿勢は???です。これで実際に誰かが行き、そこで戦闘等に巻き込まれるなどした場合、(1年前の今ごろの記者会見で竹内行夫事務次官が言ったように)、やはりそれは、「自己責任」というのでしょうね?
広がる警察の匿名発表
情報流通促進計画さんが、自身のブログで「匿名発表が広がっている」というエントリを書かれている。青森県警が2003年4月から、交通事故について、過失割合の少ない第二当事者(被害者など)について、匿名で発表する方針を打ち出したことなどを例示し、匿名発表が広がることへの懸念を示した内容だ。
青森県警のケースは、まさにその青森で2003年9月に開かれたマスコミ倫理懇談会(新聞、テレビ、雑誌などの記者が参加し、年1回、各地で開催されている。青森の会合は数百人参加した)でも随分と議論になった。会場では、神奈川県などでも匿名発表の傾向が強まっていることが報告され、全体としては、警察の秘密主義に強い懸念を示すまとめになった。
その懸念は当然だと思う。何をどう報道するかの判断は、報道する側が行うのであって、警察当局や行政機構等が行うのではないからだ。
したがって、警察に限らず、行政等の行為は極力、情報開示されなければならない。
行政機構や政治、司法警察当局等がそれぞれに法律に基づく権限を与えられているのは、国民の付託によるものであって、それらを恣意的・裁量的に使ったり、発表内容を自らに都合の良いことに限るなどしてはならない。警察の場合、ジャーナリズム考現学さんが提唱している「逮捕公表の法制化」もない現状では、何を発表するか、どういう内容まで公表するか等は、すべて警察側の判断で行われている。これは決して好ましいことではない(もっとも逮捕がすべて公表された場合、いまのメディア状況、社会風潮の中では、そうした情報は被疑者に関する興味本位的、覗き趣味的に扱われる危険も大きい)。
ここから先は私の推測も混じっているが、おそらく警察は神奈川県警や新潟県警、埼玉県警等々で大掛かりな組織的不祥事が発覚した1990年代末ごろから、メディアに対する情報統制、および選別姿勢をかなりのスピードで強めている。それら不祥事は後に警察刷新会議の提言、それに伴う関連法の改正という形になっていくが、このころから、状況は目に見えて変わったように思う。もちろん、その大きな原因は、事件のたびに「犯人探し」「被害者いじめ」「過剰報道」などを続け、結果として「報道被害」に無策だったメディア側の責任がある。
もっと読む・・・
青森県警のケースは、まさにその青森で2003年9月に開かれたマスコミ倫理懇談会(新聞、テレビ、雑誌などの記者が参加し、年1回、各地で開催されている。青森の会合は数百人参加した)でも随分と議論になった。会場では、神奈川県などでも匿名発表の傾向が強まっていることが報告され、全体としては、警察の秘密主義に強い懸念を示すまとめになった。
その懸念は当然だと思う。何をどう報道するかの判断は、報道する側が行うのであって、警察当局や行政機構等が行うのではないからだ。
したがって、警察に限らず、行政等の行為は極力、情報開示されなければならない。
行政機構や政治、司法警察当局等がそれぞれに法律に基づく権限を与えられているのは、国民の付託によるものであって、それらを恣意的・裁量的に使ったり、発表内容を自らに都合の良いことに限るなどしてはならない。警察の場合、ジャーナリズム考現学さんが提唱している「逮捕公表の法制化」もない現状では、何を発表するか、どういう内容まで公表するか等は、すべて警察側の判断で行われている。これは決して好ましいことではない(もっとも逮捕がすべて公表された場合、いまのメディア状況、社会風潮の中では、そうした情報は被疑者に関する興味本位的、覗き趣味的に扱われる危険も大きい)。
ここから先は私の推測も混じっているが、おそらく警察は神奈川県警や新潟県警、埼玉県警等々で大掛かりな組織的不祥事が発覚した1990年代末ごろから、メディアに対する情報統制、および選別姿勢をかなりのスピードで強めている。それら不祥事は後に警察刷新会議の提言、それに伴う関連法の改正という形になっていくが、このころから、状況は目に見えて変わったように思う。もちろん、その大きな原因は、事件のたびに「犯人探し」「被害者いじめ」「過剰報道」などを続け、結果として「報道被害」に無策だったメディア側の責任がある。
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再び、「きょう逮捕へ」について
ジャーナリズム考現学さん(以下、J氏)が「酔っ払い記者との議論、再び」というエントリを立てられました。昨年末ごろ、私がまだブログを開設していないころに、警察取材をめぐって議論しました。その続きです。
J氏のブログ内に関連記事が何本かあります。私の関連エントリは以下の通り。
「きょう逮捕へ」は本当に権力監視か?
だいたい似てるとは思うけれど
「きょう逮捕へ」の記事は権力監視ではない
逮捕の公表法制化は必要か
上記のエントリで私が言っている内容は、「逮捕情報の公表が法制化されるなら、それに越したことは無いが、種々の危険性も生じる」「現在の多くの事件報道は権力監視になっていない。記者の思いはどうであれ、多くは『ペンを持った警察官』的報道になっている」「逮捕の事実を伝えること自体は権力監視ではない」といったところでしょうか。ほかにも、色んなことを書いていますので、まずは、これらの関連エントリを読んでいただけたら、と思います。
で、そのうえでJ氏の新しいエントリに対して。エントリの中で、こういう部分があります(以下引用)。
権力の監視は、本来的には私たち市民全体が担うべきことだ。その際に必要な情報や視点を提供することが報道記者たちに期待される役割だ。しかし、一般的には「ジャーナリストは権力監視するのが役割」と過度の期待がかけられ、ジャーナリストたちもこの無謀な任務を引き受けようとしている。
今のマスコミの現状を冷静に観察した際、いったいどこに「無謀な任務を引き受けようとしている」事実があるのだろうか、と思います。そもそも、「過度の期待」もないでしょう。マスコミの報道内容は、官公庁や警察司法当局、大企業等の広報的な記事が異様に多いのであって、「自らの役割は権力監視」だと思い、それを第一に考えて仕事している記者は、そう多くないような感じがします。それどころか、事件報道に一番顕著ですが、当局による逮捕等を契機として、それまでの沈黙を一斉に破って容疑者側のバッシングを始めるのが通例です。
もっと読む・・・
J氏のブログ内に関連記事が何本かあります。私の関連エントリは以下の通り。
「きょう逮捕へ」は本当に権力監視か?
だいたい似てるとは思うけれど
「きょう逮捕へ」の記事は権力監視ではない
逮捕の公表法制化は必要か
上記のエントリで私が言っている内容は、「逮捕情報の公表が法制化されるなら、それに越したことは無いが、種々の危険性も生じる」「現在の多くの事件報道は権力監視になっていない。記者の思いはどうであれ、多くは『ペンを持った警察官』的報道になっている」「逮捕の事実を伝えること自体は権力監視ではない」といったところでしょうか。ほかにも、色んなことを書いていますので、まずは、これらの関連エントリを読んでいただけたら、と思います。
で、そのうえでJ氏の新しいエントリに対して。エントリの中で、こういう部分があります(以下引用)。
権力の監視は、本来的には私たち市民全体が担うべきことだ。その際に必要な情報や視点を提供することが報道記者たちに期待される役割だ。しかし、一般的には「ジャーナリストは権力監視するのが役割」と過度の期待がかけられ、ジャーナリストたちもこの無謀な任務を引き受けようとしている。
今のマスコミの現状を冷静に観察した際、いったいどこに「無謀な任務を引き受けようとしている」事実があるのだろうか、と思います。そもそも、「過度の期待」もないでしょう。マスコミの報道内容は、官公庁や警察司法当局、大企業等の広報的な記事が異様に多いのであって、「自らの役割は権力監視」だと思い、それを第一に考えて仕事している記者は、そう多くないような感じがします。それどころか、事件報道に一番顕著ですが、当局による逮捕等を契機として、それまでの沈黙を一斉に破って容疑者側のバッシングを始めるのが通例です。
もっと読む・・・
(少し古い話ですが)岡部騎手引退
考える猫さんが岡部騎手引退を書かれていました。もうそんなに時間がたったんだなあ、と思います。
岡部騎手といえば、やはりシンボリルドルフではないでしょうか。最初の皐月賞を買ったとき、彼はゴール直後の馬上で、腕を伸ばして人差し指を突き出し、「1」をアピールしました。一着の「1」ではなく、一冠の「1」と後で語っていますが、馬も騎手も風格がありました。それからしばらくして、北海道に来たところ、日高の牧場にルドルフを見に行ったりもしました(ついでにオペックホースとか、悲運な?馬たちもたくさん見ましたが)。
以前は競馬の実況中継をすべてビデオに録画して何度も何度も見たり。。。スズパレードとか、あっと驚くギャロップダイナとか。オグリキャップは、中央初戦の高松宮杯のときから興奮したものです。道営出身のドクタースパートが皐月賞を制したのは、何年だったっけ。
コスモバルクが出てきて、最近また馬に目が行くようになりましたが。。。でも、札幌競馬場の大型ビジョンで声を枯らすたび、哀しいやら悔しいやら、余計にかわいくなったり。。。ま、馬は大変です。。。全然関係の無い話ですが、雑誌の世界で一番原稿料が良いのは、JRAの「優駿」だそうです。なんでも、400字1枚で、ン万円だとか。
岡部騎手といえば、やはりシンボリルドルフではないでしょうか。最初の皐月賞を買ったとき、彼はゴール直後の馬上で、腕を伸ばして人差し指を突き出し、「1」をアピールしました。一着の「1」ではなく、一冠の「1」と後で語っていますが、馬も騎手も風格がありました。それからしばらくして、北海道に来たところ、日高の牧場にルドルフを見に行ったりもしました(ついでにオペックホースとか、悲運な?馬たちもたくさん見ましたが)。
以前は競馬の実況中継をすべてビデオに録画して何度も何度も見たり。。。スズパレードとか、あっと驚くギャロップダイナとか。オグリキャップは、中央初戦の高松宮杯のときから興奮したものです。道営出身のドクタースパートが皐月賞を制したのは、何年だったっけ。
コスモバルクが出てきて、最近また馬に目が行くようになりましたが。。。でも、札幌競馬場の大型ビジョンで声を枯らすたび、哀しいやら悔しいやら、余計にかわいくなったり。。。ま、馬は大変です。。。全然関係の無い話ですが、雑誌の世界で一番原稿料が良いのは、JRAの「優駿」だそうです。なんでも、400字1枚で、ン万円だとか。
見張り番、閉鎖
「役所のヤミに光をあてろ 市民の力で行政改革を!」というブログが開設後1ヶ月で閉鎖したそうです。
プロローグでは「1990年1月、大阪市の公金乱脈事件をきっかけに、怒れる市民200人で結成した市民によるオンブズマン運動の草分け。専門家による市民オンブズマンは1980年に大阪で結成。行政の食糧費、交際費、旅費、手当の違法不当な支出を住民監査請求や住民訴訟で追及、市の損害を回復させてきた。 最近は、元府議や市議による公共工事入札の談合事件、破綻三セクを住民訴訟で追及中。」と掲げ、相当な書き込みもあったようですが。
主催者の「市民グループ 見張り番」は有名な存在ですし、何があったかなと。(私は実は、閉鎖されてからこのブログに気づきました。残念。。。どんな議論をしていたのかな)
プロローグでは「1990年1月、大阪市の公金乱脈事件をきっかけに、怒れる市民200人で結成した市民によるオンブズマン運動の草分け。専門家による市民オンブズマンは1980年に大阪で結成。行政の食糧費、交際費、旅費、手当の違法不当な支出を住民監査請求や住民訴訟で追及、市の損害を回復させてきた。 最近は、元府議や市議による公共工事入札の談合事件、破綻三セクを住民訴訟で追及中。」と掲げ、相当な書き込みもあったようですが。
主催者の「市民グループ 見張り番」は有名な存在ですし、何があったかなと。(私は実は、閉鎖されてからこのブログに気づきました。残念。。。どんな議論をしていたのかな)
毎日新聞 礒野記者のブログ
毎日新聞中部本社(名古屋)の礒野彰彦記者が、実名でブログを立ち上げたようです。もう、やがて、いわゆる「記者ブログ」なんて、珍しくも何ともない感じになるのでしょう(今でも特別なものではないと思いますが)。
礒野記者のブログは「上昇気流なごや」です。
タイトルもページのデザインもかっこいいです。私のページ、視覚的にもタイトルも、なんだかすごく見劣りする気がします。。。
礒野記者のブログは「上昇気流なごや」です。
タイトルもページのデザインもかっこいいです。私のページ、視覚的にもタイトルも、なんだかすごく見劣りする気がします。。。
ネット(ブログ)は新聞を殺すのか
いったい、既存メディア(主に新聞やテレビなどの大手マスコミ)と、ブログなどのネットは、これからどうなっていくのでしょうか。「ネットは新聞を殺すのかblog」などに刺激されて始めたこのブログ(「札幌から」というタイトルが安直でイマイチだったと後悔してますが)も、そろそろ3か月になります。
この間、私がぼんやりと感じたことを、ランダムに記してみました。ただし、あれこれと書きなぐったもので、備忘録のような感じです。従って、結論はありません。内容も整理されていませんし、重複や矛盾もあります(その時々で考えたことを手元で追加していたので、そうなってしまいました)。また、この内容は逐次、追加していくつもりでいます。
************************************
<1>
何を報道すべきか、いま必要な記事・番組は何か、といった「ジャーナリズム」を語る人は、残念ながら、ネットやブログの実情・将来性にあまり考えを巡らせていない。媒体(=情報伝達手段)への関心が総じて低く、「良いものを書いてさえいれば、これからも自分は良いものを書きつづける場が保障されている」かのように感じている。もちろん、良いもの(それが何であるかの議論は置いておく)を出し続けることは非常に大事であり、かつ努力が必要だが、報道すべき内容(つまりコンテンツ)は、媒体の種類によって、内容や表現方法が制約を受けるとの認識が薄い。
<2>
新聞は(テレビも)日本に残った数少ない護送船団方式の業界である。新聞は再販制度と価格の横並び、テレビは放送免許。そして、いずれも印刷工場や放送設備などに莫大な費用がかかり、小回りが効かない。例えば、新聞社は、印刷設備の能力向上・増強によって、どの社も増ページやカラー化に邁進し、その結果、薄味の報道が増えていく(記者の数は増えていない。マンパワーには限界がある)。
そもそも、一つの新聞、一つの電波で、政治から経済、暮らし、文化、番組欄、社会、事件事故等々、すべての情報をパッケージにして売る方式は、もう限界に達している。情報の受け手は、欲しい情報だけを欲しがるのであり、不要な情報をいわば「押し付け」「抱き合わせ」で売る手法は、支持を急速に失っている。
もっと読む・・・
この間、私がぼんやりと感じたことを、ランダムに記してみました。ただし、あれこれと書きなぐったもので、備忘録のような感じです。従って、結論はありません。内容も整理されていませんし、重複や矛盾もあります(その時々で考えたことを手元で追加していたので、そうなってしまいました)。また、この内容は逐次、追加していくつもりでいます。
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<1>
何を報道すべきか、いま必要な記事・番組は何か、といった「ジャーナリズム」を語る人は、残念ながら、ネットやブログの実情・将来性にあまり考えを巡らせていない。媒体(=情報伝達手段)への関心が総じて低く、「良いものを書いてさえいれば、これからも自分は良いものを書きつづける場が保障されている」かのように感じている。もちろん、良いもの(それが何であるかの議論は置いておく)を出し続けることは非常に大事であり、かつ努力が必要だが、報道すべき内容(つまりコンテンツ)は、媒体の種類によって、内容や表現方法が制約を受けるとの認識が薄い。
<2>
新聞は(テレビも)日本に残った数少ない護送船団方式の業界である。新聞は再販制度と価格の横並び、テレビは放送免許。そして、いずれも印刷工場や放送設備などに莫大な費用がかかり、小回りが効かない。例えば、新聞社は、印刷設備の能力向上・増強によって、どの社も増ページやカラー化に邁進し、その結果、薄味の報道が増えていく(記者の数は増えていない。マンパワーには限界がある)。
そもそも、一つの新聞、一つの電波で、政治から経済、暮らし、文化、番組欄、社会、事件事故等々、すべての情報をパッケージにして売る方式は、もう限界に達している。情報の受け手は、欲しい情報だけを欲しがるのであり、不要な情報をいわば「押し付け」「抱き合わせ」で売る手法は、支持を急速に失っている。
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「日本警察と裏金 底なしの腐敗」 宣伝です(^^;
宣伝です(^^;
講談社文庫から「日本警察と裏金 底なしの腐敗」が4月15日に発売されます。昨年8月に同じ講談社文庫から出版した「追及・北海道警『裏金』疑惑」のいわば続編ですが、単純な続き物ではありません。
今回は高知県警の捜査費不正問題をはじめ、愛媛県警巡査部長の仙波敏郎さんによる実名告発、さらには兵庫県警自動車警ら隊による組織的な捜査書類捏造問題(裏金ではないが組織不正の根は同じ)などに大きくページを割いています。便宜上、著者名は北海道新聞取材班編、となっていますが、筆者は高知新聞、愛媛新聞、神戸新聞など地方紙のサツ回り記者たちです。
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講談社文庫から「日本警察と裏金 底なしの腐敗」が4月15日に発売されます。昨年8月に同じ講談社文庫から出版した「追及・北海道警『裏金』疑惑」のいわば続編ですが、単純な続き物ではありません。
今回は高知県警の捜査費不正問題をはじめ、愛媛県警巡査部長の仙波敏郎さんによる実名告発、さらには兵庫県警自動車警ら隊による組織的な捜査書類捏造問題(裏金ではないが組織不正の根は同じ)などに大きくページを割いています。便宜上、著者名は北海道新聞取材班編、となっていますが、筆者は高知新聞、愛媛新聞、神戸新聞など地方紙のサツ回り記者たちです。
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「マスコミを勧めない理由」に対して
引き続き東京滞在中です。種々の仕事で忙しく、自分のブログを覗くヒマもあまりありませんでした。いまも次のアポが迫っているのですが、でも、気になるエントリが共同通信社の「署名で書く記者の『ニュース日記』」にあったので、パソコンに向かっています。
そのエントリは「マスコミを進めない理由」。筆者は共同通信社編集委員の小池新さんです。この中で、小池さんはこう書かれています。(以下引用。一部略)
現在のマスコミは、かつてと比べて記者を育てるシステムの精度がかなり落ちている。さまざまな批判はあるが、以前の業界には記者クラブ制度が確立していた。取材や記事の何たるかを全く知らない新人でも、そこに投げ込めば、同じ会社の先輩だけでなく、同業他社の記者たちがよってたかって教えて(時にはしかったりバカにして)くれる。そこに1、2年いれば、一応記事が書ける程度には「養成」してくれるシステムだった。昔のマスコミは外部から見ればかなり排他的だったが、内部には相互扶助的な体質があった。
しかし、さまざまな要因によってそうしたシステムの力が低下し、今、記者はほとんど自分の力で独り立ちすることを求められる。自分で成長していなかければならない。それは大変なことだ。
一方、マスメディアを志望する若者は以前にも増して意識が先鋭化してきた。記者になる前から「ジャーナリズムはこうあるべきだ」などといった高い理念や理想を持っている人が多い。しかし、彼ら彼女らを待っているのは、数年(それも一けたの上の方の年数)にわたる地方勤務だ。警察・行政・経済・話題ものなど、地味なルーティンワークを淡々とこなし、その中で評価を得なければならない。ジャーナリストとしての理念や理想が高ければ高いほど「自分が考えていたような仕事がもっとできると思っていたのに、こんなはずではなかった」と思うようになるのではないだろうか。
さらに、最近のマスメディアに対する風当たりは想像以上に強い。その中で記者としてやっていくには、自分の理念や理想を守って強く生きていくか、業界の枠組みに自分の身の丈を合わせて順応していくかのどちらかしかないように思う。
つまり、意識が高い人(その大学生もその1人だ)ほど苦労するのではないか、というのが、今のマスメディアについての僕の感想であり、勧めない理由だ。(引用終わり)
正直、失望しました。それも、ものすごく。地方紙を中心に全国のメディアに大きな影響を与える立場にある方が、こういう考えを今も現に抱いているのかと。もちろん、現実は現実です。巨大な組織・システムであればあるほど、そう簡単には変わりはしません。しかし、この内容は、マスコミを志望する若い人に向けて、「われわれは変わらない。だから高い理想を持っている人は来るな」と天下に宣言したも同然です。
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そのエントリは「マスコミを進めない理由」。筆者は共同通信社編集委員の小池新さんです。この中で、小池さんはこう書かれています。(以下引用。一部略)
現在のマスコミは、かつてと比べて記者を育てるシステムの精度がかなり落ちている。さまざまな批判はあるが、以前の業界には記者クラブ制度が確立していた。取材や記事の何たるかを全く知らない新人でも、そこに投げ込めば、同じ会社の先輩だけでなく、同業他社の記者たちがよってたかって教えて(時にはしかったりバカにして)くれる。そこに1、2年いれば、一応記事が書ける程度には「養成」してくれるシステムだった。昔のマスコミは外部から見ればかなり排他的だったが、内部には相互扶助的な体質があった。
しかし、さまざまな要因によってそうしたシステムの力が低下し、今、記者はほとんど自分の力で独り立ちすることを求められる。自分で成長していなかければならない。それは大変なことだ。
一方、マスメディアを志望する若者は以前にも増して意識が先鋭化してきた。記者になる前から「ジャーナリズムはこうあるべきだ」などといった高い理念や理想を持っている人が多い。しかし、彼ら彼女らを待っているのは、数年(それも一けたの上の方の年数)にわたる地方勤務だ。警察・行政・経済・話題ものなど、地味なルーティンワークを淡々とこなし、その中で評価を得なければならない。ジャーナリストとしての理念や理想が高ければ高いほど「自分が考えていたような仕事がもっとできると思っていたのに、こんなはずではなかった」と思うようになるのではないだろうか。
さらに、最近のマスメディアに対する風当たりは想像以上に強い。その中で記者としてやっていくには、自分の理念や理想を守って強く生きていくか、業界の枠組みに自分の身の丈を合わせて順応していくかのどちらかしかないように思う。
つまり、意識が高い人(その大学生もその1人だ)ほど苦労するのではないか、というのが、今のマスメディアについての僕の感想であり、勧めない理由だ。(引用終わり)
正直、失望しました。それも、ものすごく。地方紙を中心に全国のメディアに大きな影響を与える立場にある方が、こういう考えを今も現に抱いているのかと。もちろん、現実は現実です。巨大な組織・システムであればあるほど、そう簡単には変わりはしません。しかし、この内容は、マスコミを志望する若い人に向けて、「われわれは変わらない。だから高い理想を持っている人は来るな」と天下に宣言したも同然です。
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