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ニュースの現場で考えること

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親は出なくていいよ

歌舞伎俳優の中村七之助容疑者を逮捕 警官殴った疑いで (各メディアが一斉に報じていますが、上記リンクは最初にヒットしたアサヒ・コム)

七之助容疑者(21)が逮捕され、それが報道された。そこまでは良い。でも、なぜ、父親が出てきて会見して、謝罪するのか? 未成年でもないし、全くの別人格。もう、こういった「親が出て来い」「親の顔が見たい」式の会見を求めたり、開いたりするのは、やめた方がいいと思うけど。
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by masayuki_100 | 2005-01-31 11:53 | ■注目ニュース(^^;

読者の信頼失う官庁情報 市民の批判に鈍感な大手新聞経営者

日刊ベリタ配信(2004年07月14日)

私は昨年5月に朝日新聞社を退社するまで社会部記者、社会部デスク、編集委員として過ごした。新聞で半生を過ごした私は、新聞に生き残ってほしいと願っている。こう言わねばならぬほど新聞の危機は深い。手をこまねいて衰退の進行を許せば、多くの読者に見放される時期は遠くないのでないかと危惧している。(元朝日新聞編集委員・落合博実)...

少し古い記事ですが、なかなか読みどころがあります。有料サイトなので、これ以上の文章を読むには課金されてしまいますが(^^; (でも無料のコメント欄を読むだけでも面白いかも)

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by masayuki_100 | 2005-01-31 03:46 | ■ジャーナリズム一般

「彼」は怯えている

(以下の話は事実だが、「彼」の属性等はいっさい明らかにできない。)

彼が事件にかかわったのは、十数年前のことだ。まだ若かった。何人かで女性を取り囲み、乱暴を働き、それが事件となった。「何人か」はいずれも警察に逮捕され、所定の手続きを経て有罪となり、彼も刑に服した。彼自身は「自分は脇役だった」との思いもあったが、この際、そんなことは関係ない。被害者にとっては、彼も「何人か」も同じ狂犬であったし、彼も脇役だったからといって、何かを許してもらおうと思ったわけでもない。

出所後、彼は懸命に働き、事件の記憶も遠のいていた。

その「彼」には、すでに家庭があり、子供もいる。きちんと働き、職場で一定の評価も得ている。だが、彼は「怖い」と、怯えている。奈良県の幼女殺害事件をきっかけに、「性犯罪者」情報公開の動きが急速に高まってきたからだ。法務省と警察庁の動きを詳しく承知しているわけではない。それでも、「もしかしたら、自分の過去が周囲の人に知られてしまうのではないか」と、突然、心配になったという。いまの職場の人はだれも、自分の過去を知らない。彼自身は事件を悔い、法に定められた刑に服し、そして更生したと思っている。それなのに、今になって、「過去」を暴かれるのだろうか、と。

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by masayuki_100 | 2005-01-31 03:33 | ■社会

内部抗争の火は消えず?

日刊ゲンダイの三井環氏への判決文流出記事 (アウトロー作家・宮崎学氏のHP)

「元大阪高検公安部長」に対する判決公判は2月1日です。その前に判決文が流出・・?
マスコミを批判する東京地検特捜部検事の「私信」が問題になりましたが、そんなものを吹き飛ばす勢い?のニュースではないかと(^^;  「検察の裏金」を告発した三井氏。調査活動費(調活費)の裏金問題は表面的には下火になりましたが、しかし、「組織の抗争」の火種がそう簡単に消えるはずがないのでしょう。こういう抗争こそ、ヤクザ顔負けかもしれません(もちろん想像です)。


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by masayuki_100 | 2005-01-31 01:07 | ■注目ニュース(^^;

現職の巡査部長でありながら、実名で裏金問題を「告発」した愛媛県警の仙波巡査部長は、その後、たいへんな状況に置かれているようだ。(この問題は当初、テレビ愛媛がリードしていたが、仙波巡査部長の告発からは、愛媛新聞が先行して報道を続けている。双方のHPを見ると、経過がわかる)

たいへんな状況というのは、仙波巡査部長が告発後、突然、「鉄道警察隊」から「県警本部地域課通信指令室」へ異動したことを指す。報道によれば、告発の数日前、何かの面談で仙波部長は上司から異動は無い旨、言われていたそうだから、今回の異動が告発と無縁であるとは、常識的には考えられない。

愛媛県警の内情はよく分からないが、通常、通信指令室主任は警部補ポストである。従って、通常なら仙波氏はこのポストに居る間に巡査部長から1階級昇進しても不思議ではない。逆に言えばそういう「昇進」をエサに(私にはそうとしか映らない)、或いは組織内外への言い訳に使うようなところが、警察組織のありようを示している、と思う。

ところで、仙波氏が「たいへんな状況」になっていると私が感じるのは、そうした目に映る部分だけではない。おそらく、いや、間違いなく、本人には空前の嫌がらせが続いているに違いないと思うからだ。北海道警の裏金問題では、OB二人が実名で登場し、その姿に押されるように、大勢の現職警察官が北海道監査委員の特別監査に対し、真実を語った。ところが、こうした人々は、警察組織にとっては「改革者」ではなく、単なる「裏切り者」でしかなかったようだ。

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by masayuki_100 | 2005-01-30 01:04 | ■警察裏金問題全般

「哀れな国」の意味

ガ島通信さんのブログの最新エントリ「日本は哀れな国・・・」を読んできました。きのう最高裁で判決があった「国籍条項訴訟」に関する話です。管理職試験の受験を拒否された韓国籍の東京都職員(保健所勤務の看護師)が、法の下の平等を定めた憲法に違反すると訴えていた訟で、最高裁大法廷が「合理的な理由に基づく区別なので合憲」との判断を示した、というニュースです。

判決を詳細に読んだわけではありませんが、私自身は、地方公務員法が外国人の採用を禁止していないこと、労働基準法等が国籍を理由に差別的取り扱いを禁じていることをなどをこの判決が再確認したことの方が大きいのではないかと。地方行政は国の重要政策の一翼も担う半面、行政「サービス」の提供部分も業務の相当を占めるわけですから、そういった実態を考えると、判決は「あとは自治体の裁量だ」と言っているのではないかと思います。

最高裁判決が今回このような判断を示したからと言っても、現実には外国人を管理職に登用している自治体はすでにいくつか存在します。裁判のプロではないので、詳しい法解釈はできませんが、今回の判決は、この訴えの元になった個別具体的な事柄への判断であって、自治体全般の裁量権を否定したものではない、のではないかと(詳しい方いたら、教えてください)。

で、ここまでは前置きです。

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by masayuki_100 | 2005-01-28 03:28 | ■社会

戦火の記憶

日露戦争で戦地に赴いた人から、実際にその話を聞いたことがある。こう書くと、「ええ?」と思う人もいるかもしれないが。

まだ小学校に通う前だったと思う。祖父の兄が、近所に住んでいた。かつては畳屋を営んでいたそうだが、その記憶はない。ただ、歩いて数分のところだったので、いつでも顔を合わせていた。その祖父の兄が(たぶん、当時70歳を過ぎていたはずだ)あるとき、「ロシアのパンほど不味いものはない」みたいなことを言い出したのである。

「おんちゃんはほら、日露戦争に行っちょったろうが。けんどあの戦争いうたら、のんびりしたもんよ。パンと握り飯を兵隊同士で交換しよったがやき」(土佐弁です)とか、そんな感じだった。祖父の兄によると、どっかの丘を挟んで戦闘になったとき、昼になるとラッパが鳴ったのだという。その後、ロシアの兵隊が黒パンを日本側へ投げてきた。若い日本兵がおそるおそる歩み出て、取りに行く。その際、日本兵はロシア側に握り飯を投げた、と。
本当にそんなのんびりした戦闘だったのかどうか、もう確かめようがないが、「パンと握り飯」の話、そして「昼の合図のラッパ」の話が耳にこびりついている。

私の父は徴兵で日中戦争に駆り出され、北京近郊にいたらしい。「戦争が終わって八路軍に追われながら、逃げ帰った」という話は、それこそ数え切れないほど聞いた。母は高知空襲を目の当たりにし、「あの晩、どればあ空が赤かったか、おまんらには分からんよ」と、これも何度も聞かされた。私の父は5人兄弟で、兄は南方で戦死したらしい。だから、父が下関に着き、生きて高知に戻ったとき、「あればあ泣いたことは見たことない」と父が言うほど、祖母は泣いたという。2人の姉は戦時の混乱の中で病死したと聞かされた。彼岸の時期になると、いつも墓参りに付き合わされ、そして墓石の前でいつもそんな話を聞いていた。

戦争の記憶は祖父から父へ、父母から私へと伝わった。何度も何度も、戦争の話を聞き、私は怖いと思った。「戦争らあ、するもんじゃない」という父母の声は、今でも耳元に蘇る。

きょうは深夜を過ぎて、激しい吹雪になった。ゴオーという風の音と一緒に、雪が横から降っている。あの日露戦争の話をしてくれた、しわくちゃのおんちゃんも、ロシアの冬の話をしていた。たぶん激しい雪の話だったような気がする。正確に思い出せない。兵隊と冬、雪、凍傷、、、そんな言葉があったような気がする。でも、ちゃんと思い出せない。じれったいが、思い出せない。たぶん、今のような吹雪の話もしてくれたように思うのだけれど。

たぶん、そうやって、人は忘れていくのだ。
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by masayuki_100 | 2005-01-25 02:54 | |--戦争と平和

クルド人強制送還 妻子5人を仮放免 東京入管

以下はヤフーに掲載された毎日新聞ニュースの転載です
 
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が難民と認めたにもかかわらず、トルコに強制送還されたクルド人アハメット・カザンキランさん(49)の妻子5人が24日午前、東京入国管理局に出頭し、1カ月の仮放免延長が認められた。当面は強制送還を免れる見通しになったが、法務省は「あくまでも自主的な出国を促していく」と説明している。
 東京入管は5人の中に未成年の学生がいることなどを考慮し、再収容を見送ったとみられる。長女ゼリハさん(21)は「強制送還をすごく心配していた。まだ安心できないが、とりあえず安全になってうれしい」と話した。弁護団は「UNHCRや支援者と協力し、家族の再統合に向けて努力していく」との声明を出し、5人が退去強制令書の取り消しを求めて東京地裁に提訴したことを明らかにした。
 日本政府はカザンキランさんを難民とは認定せず、長男とともに18日に強制送還した。UNHCRは「前例のない措置で憂慮している」と非難したが、南野知恵子法相は「難民とは認められないという東京高裁判決が確定しており、法に従って行動した」と述べている。


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by masayuki_100 | 2005-01-25 01:43 | ■政治・経済・国際

愛媛新聞のHPより転載です。

2005.01.24  内部告発の仙波巡査部長に異動内示 「不当」と会見

(以下引用)

 愛媛県警捜査費不正支出問題で、実態を実名で証言した県警地域課鉄道警察隊の仙波敏郎巡査部長(55)が24日、不当な人事異動の内示を受けたとして、松山市内で会見を開いた。
 会見によると、仙波巡査部長は同日午前、上司に呼ばれ、「即戦力がほしい」などとの理由で、同じ地域課に属する通信指令室への異動の内示を口頭で受けた。仙波巡査部長は「今、私を異動させることは、世間の人に県警の報復人事と取られかねない。考え直してほしい」と申し入れたものの、聞き入れられなかったとしている。
 仙波巡査部長は、20日の会見後、職場では待機状態で、22、23の両日には、県警本部内で長時間にわたり事情を聴かれたという。
 同異動について県警警務課は、20日の実名会見とは「関係ない」としている。

(引用終わり)

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by masayuki_100 | 2005-01-25 01:32 | ■警察裏金問題全般

「ナカムラ」さんという方からメールをいただきました。

1月23日の記事にコメントさせていただこうと思ったのですが、パスワードが必要なようで失敗してしまいました。なので、メールにてコメントを送らせていただこうと思いました。

パスワードがないとコメントできないのでしょうか?私はいまだに、このエキサイト・ブログの仕組みをきちんと理解できていないところがあって、「ええ、そうなのか?」と思ってしまいました。それはそれとして、以下にナカムラさんからのメールを転載します。本来は1月23日の「質問、質問、また質問、、、が必要では?」という私のエントリに対するコメント部分を想定して書いたものだそうです。以下に引用します(引用部分はゴシック)

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by masayuki_100 | 2005-01-25 00:40 | |--調査報道について