2015年 02月 27日
文章をどう書けば・・・ 新著「伝える技法」のご案内
10年ほど前から「文章講座」をあちこちで手がけてきました。何をどう書けばいいのか。正確に書くとはどういことか。そんな話を機会を見つけては、若い学生さんたちに説明してきました。
新著「伝える技法」は、それらの内容を下敷きにしています。「文章の書き方」本ではありますが、いわゆる実用書とは少し違うと思います。主に高校生、大学生向けです。
文章は本当に難しい。毎日のように文を書き、読み、読み比べているのに、難しさは変わりません。
そんな私がこんな書籍を作っていいのかどうか、今でも惑いが残っていますが、ぜひ手に取っていただけたら、と思います。
目次の主な内容は以下のとおりです。
<第1章 読みたくなる文章を書くには>
オリジナルであること
作文は冒頭がすべて
「一番の一番」を探す
冒頭の「一番の一番」が重要
“起承転結”でながれをつくる
完成度高める「結」
<第2章 一文一文を正確に書く>
曖昧な言葉よりも具体的な言葉を
短いセンテンスで「切れ味」を出す
言葉には順番がある
無駄な文字を削る
接続詞を削る
本当に受動態で良いか?
<第3章 ちょっとした技で見違える文に>
「!」の多用は慎む
「?」の多用も慎む
会話文の「 」は発言主を明確に
体言止めを減らす
適切な改行
豊富な語彙力が役に立つ
決まり言葉を使わない
二重主語を排除する
語尾に変化をもたせる
しゃべり言葉を使わない
<第4章 文章力をみがくには>
“悪文”添削で欠点・短所をつかむ
八〇〇字の作文を仕上げる
詳しくは → 旬報社のホームページでどうぞ
あるいは → アマゾンのページでどうぞ
by masayuki_100
| 2015-02-27 03:09